西宮・両腕遺棄事件 身長は推定約140センチ

兵庫県西宮市津門住江町の津門川で人の両腕などが見つかった事件で、西宮署捜査本部は、司法解剖の結果、年齢や性別、死因などは不詳だが、腕の長さから身長140センチぐらいだと明らかにした。

 捜査本部によると、新聞紙に覆われた肉の塊の一つには骨が付いており、太ももの一部という。もう一つの部位は不明。腕の肉は切断されていたが、断面が腐敗しているため、凶器の判別は難しいという。いずれも死後に切断されるなどした可能性があるという。

 捜査本部は、川底から見つかったれんがは、腕などを沈めるために使われたとみており、いずれも橋の近くで見つかったことから、橋から投下された可能性があるという。

 捜査本部は、腕などの状況から、川に遺棄されて1カ月以内で、いずれも同時期に投下されたとみて調べている。