娘のミイラ化遺体を放置 76歳の母逮捕

名古屋市港区の集合住宅で今年10月頃に死亡した二女の遺体を放置していたとして、76歳の母親が逮捕された。

 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、菊池清子容疑者。警察によると、菊池容疑者は、今年10月頃、二女の博子さんが死亡したのにもかかわらず、遺体をそのまま放置した疑いが持たれている。

 10日午前、名古屋市名東区に住む長女が菊地容疑者の家を訪れ、博子さんの部屋に入ろうとしたところ、菊池容疑者から強く入室を拒まれたため、110番通報し、駆けつけた警察官が布団の中でミイラ化した遺体を発見した。

 警察の調べに対し、菊地容疑者は容疑を認めた上で、「今年10月30日頃死亡した」などと供述しているという。警察は遺体を司法解剖し、死因など詳しく調べる方針。