太陽の巨大黒点 地球66個分 JAXA、24年ぶり観測

国立天文台と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、10月下旬に太陽の表面に現れた巨大な黒点の画像を公開した。黒点の大きさは地球66個分あり、この規模で観測されるのは24年ぶり。

国立天文台によると、太陽の表面温度が周辺よりも低いと黒くなって観測される。太陽の活動が活発な時期に多く見られる。

 今回の巨大な黒点の画像は太陽フレア望遠鏡で観測され、10月16日から30日に現れた。

 黒点周辺では爆発現象「フレア」が発生することがあり、10月は大規模なフレアが6回観測された。24年前に確認された巨大黒点は地球74個分だった。