18歳少年、違法パチスロ機で1億5000万円売り上げ 賭博容疑で逮捕

違法パチスロ店を営業し、客に賭博をさせたとして、警視庁保安課は、常習賭博容疑で、住所不定の無職少年(18)を逮捕した。同課によると、容疑を認め、「飲食店経営のための資金をためたかった」と供述している。

 店は港区新橋の雑居ビルの一室で、ギャンブル性が高いとして風営法で禁じられている違法パチスロ機36台を備え、昨年10月以降、1億5千万円を売り上げていたとみられる。

 少年が店長に就任したのは今年6月以降で、同課は別に実質的な経営者がいるとみて調べている。

 逮捕容疑は今月8日、店にギャンブル生が高まるよう改造した違法パチスロ機を設置し、客に賭博をさせたとしている。

 店で賭博をしていたとして、賭博容疑で逮捕・釈放された客の男らは「ギャンブル性にひかれてやった」などと供述している。