11年ぶり赤字転落=純損失170億円―日本マクドナルド

日本マクドナルドホールディングスは7日、2014年12月期連結業績予想を発表した。純損益が170億円の赤字に転落する。赤字は03年12月期の71億2100万円以来11年ぶり。
 「チキンマックナゲット」を調達していた中国の食品製造会社が消費期限切れの肉を使っていた問題の影響を受けた。今年7月に通期業績を合理的に見積もることができないとして、連結純損益予想(60億円の黒字)などを撤回し、「未定」としていた。
 当初2500億円を見込んでいた売上高予想は2210億円に下方修正し、117億円の黒字を見込んでいた営業損益は94億円の赤字に変更した。