J3鳥取に203センチのストライカー誕生へ!日本人歴代最長身

Jリーグに日本人歴代最長身となる身長2メートル3センチの選手が誕生することになった。

 J3鳥取は30日、下部組織の鳥取U―18チームからFW畑中槙人(18)とMF石輪聖人(18)の来季トップチーム昇格が決まったことを発表。

 兵庫県加古川市出身で、1996年6月7日生まれの畑中は身長2メートル3センチ、体重80キロでと細身ながら身長は超ビッグサイズで、日本人では昨年8月に21歳の若さで現役引退したJ1鹿島GK八木直生の身長1メートル99を軽々とクリアし、日本人選手としては初となる“2メートル超え”が確実となった。

 これまでJリーグの歴代最長身は、2012年まで2年間J2千葉に在籍したノルウェー人FWオーロイの2メートル4センチ。日本人の現役Jリーガーでは、身長1メートル94センチの元日本代表FWハーフナー・マイク(27=スペイン1部コルドバ)の実弟で、今季の登録身長1メートル97のJ1名古屋DFハーフナー・ニッキ(19)がいる。

 畑中はトップチーム昇格にあたり、クラブを通じて「トップチーム昇格に携わっていただいた関係者の皆様、本当にありがとうございます。自分は神戸に住んでいましたが、ガイナーレ鳥取U―18に入った時に、絶対にトップチームに上がってプロ選手になるという強い信念で鳥取に来たので、それが実現して率直に嬉しいです。自分は203センチという身長があり、体全体が武器なので、まだまだヘディングなど未熟ですが、もっと磨きをかけていって世界に通用する選手になりたいです。応援よろしくお願いします」とコメント。クラブは畑中の特徴を「203センチの身長を活かしゴール前で脅威となる選手」と紹介している。

 一方、同時に来季のトップチーム昇格が決まったMF石輪は身長1メートル70センチ、体重58キロと小柄。こちらは「自分は体も小さいですが、その分たくさん動いてパスを受けて、チームにテンポやアクセントをつけられる選手なので、そこをサポーターの皆さんに見てもらいたいです」などとコメントしており、畑中と身長33センチ差の同期コンビは話題を呼びそうだ。