新たに5人、心肺停止32人に=4人死亡、捜索は打ち切り―御嶽山噴火

長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火で、長野県警などは29日、山頂付近で新たに5人が心肺停止状態で倒れているのを発見した。これで28日に見つかった人と合わせ、心肺停止は32人となった。死亡が確認されたのは4人。
 両県警や自衛隊は29日朝から始めた捜索を昼すぎに打ち切った。硫化水素が充満し、二次災害の恐れがあるためで、30日に再開する。