イスラエルとハマス、ガザでの人道的一時停戦で合意

イスラエル軍は16日、国連(UN)の要請を受け、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)への軍事作戦を、人道的理由で翌17日午前10時(日本時間同日午後4時)から5時間停止すると発表した。

ロバート・セリー(Robert Serry)国連特使は先に、イスラエルの民間テレビ局「チャンネル2(Channel Two)」に対し、ガザ住民がけがの治療や食糧の支給を受けるために、イスラエル軍に対ガザ軍事作戦の「人道的一時停止」を求め、同意が得られれば、ガザの武装勢力にも同様の措置を求めることを明らかにしていた。

 イスラエル側の発表を受け、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)サミ・アブ・ズーリ(Sami Abu Zuhri)報道官は17日、AFPの取材に対し、パレスチナ側も一時停戦に同意したことを明らかにした。