東電社員を包丁で脅す、49歳の男を逮捕

東京電力の社員に「電気代が高い」と因縁をつけ、包丁で脅したとして、49歳の無職の男が逮捕された。

 暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、さいたま市の無職・井岸辰彦容疑者。警視庁によると、井岸容疑者は今年4月、「3月の電気代が高いから調べろ」と因縁をつけて自宅に東京電力の社員を呼びつけ、社員が異常がないことを告げると、包丁を見せながら「街宣車で騒いだり、殺すこともできる」と脅した疑いが持たれている。警視庁の調べに対し、井岸容疑者は「包丁はたまたま手にとっただけで、脅したつもりはない」と話し、容疑を否認しているという。