「セコマ」満足度1位に道民ドヤ顔

北海道を中心に展開するコンビニチェーンのセイコーマートが、顧客満足度調査のコンビニ部門で1位を獲得し、北海道民から喜びの声があがっている。

6月11日、サービス産業生産性協議会は2014年度のJCSI(日本版顧客満足度指数)の第1回発表として(年5回発表)、8部門の結果を公表。セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートといった全国展開のチェーンを押しのけ、セイコーマートが4年連続でコンビニエンスストアにおける1位に輝いた。この調査は、同会が2009年度から行っているもので、4月2日から24日の間、合計2万5694人を対象に、合計110の質問から顧客満足度を指数化。このほか、ビジネスホテルでスーパーホテル、カフェでスターバックス、宅配便でヤマト運輸が1位となったことなどが発表された。

セイコーマートは、北海道以外では茨城県と埼玉県に店舗があるだけで、全国的な知名度では「?」と言わざるを得ない存在だ。しかし北海道における存在感は絶大で、店内で炊いたお米を使ったおにぎりなど、店内で調理する「ホットシェフ」というオリジナルメニューなどが人気で、道民の間では「セコマ」(セイコマ、セーコマ)の愛称で広く愛されている。

それゆえ、セブン・イレブンやローソンといった巨大チェーンを抑えて顧客満足度1位を獲得したことで、セコマの良さが認められたことを喜ぶ道民は多く、ツイッター上には、

「なんでしょう、ほこらしいきもち」
「さすが。よく行きます」
「確かにセイコーマートのホットシェフは最高」
「我らのセコマさん。色合いが暖かなのがすきです」
「値段もスーパー並みだしパンとデザートも美味しくて好き」

と、セコマの快挙を喜ぶ声や、セコマの良さを説くツイートが続出。北海道といえば美しい景色や美味しい食べ物が有名だが、これを機に北海道のセイコーマートの知名度もアップしたのではないだろうか。