アマゾン・イーベイに挑む、アリババが米で電子商取引

中国電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング<IPO-ALIB.N>は11日、同社として米国で初の電子商取引(eコマース)サイトとなる「11メイン・コム」を立ち上げたと発表した。

競合のアマゾン・ドット・コム<AMZN.O>やイーベイ<EBAY.O>の牙城である米国に進出し、攻勢をかける。

「11メイン」は招待者のみに限定され、ファッションや宝飾、インテリア関連など、「量販店や他の大規模eコマースサイトでは入手できないユニークな商品」などを幅広く提供していくという。

同サイトは現在準備段階にあり、「間もなく開店します」というメッセージが表示されている。

中国実業家のジャック・マー(馬雲)氏が創業したアリババは現在、米国での新規株式公開(IPO)に向けた準備を進めており、調達額は150億ドルを超えるとみられている。