テレビ朝日 1億円余の所得隠し

テレビ朝日ホールディングス(東京都港区)は25日、東京国税局から2013年3月期までの7年間に1億1200万円余の所得隠しを指摘されたと発表した。重加算税約1180万円を含む追徴税額は約4500万円。

 昨年8月の税務調査で、バラエティー番組のプロデューサーなどを務めた元テレビ朝日社員による番組制作費の私的流用が発覚した。この流用が所得隠しとされ、重加算税の対象になった。ホールディングスの広報部は「見解の相違はあったが指摘に従うことにした。信頼を裏切る形になりおわびします」とコメントした。