浅香光代、隠し子の父親は元首相だった

女優・浅香光代(86)と大物政治家との隠し子騒動の新事実が14日、明らかになった。都内で行われた映画『8月の家族たち』(18日公開)公開直前イベントに出席した浅香は、父親は「元総理大臣?」の問いに「そうです、そうです」と是認。「福田赳夫さんが旦那とか言われたり、違います」と過去の報道は否定したが「順番にやっていくと名前が出てくるし、まぁいいじゃないですか」と今後も実名は明かさない意向を示した。

今年1月、20代の初めに知り合った大物政治家との間に2児をもうけていたことが週刊誌で報じられていた浅香は「びっくりした。私は子供が2人いまして本当は1人でよかったけど具合が悪くて1年持たないと言われたのでうちの母親が『私が面倒見るから産みなさい』と言われて、誰にも言わないで産んだ」と改めて肯定。

 子どもには「(父親は)飛行機から落ちて死んだ」と伝え60年間、隠し続けてきたという。「60年隠しているのは大変だけど言いたくなかったんです。私みたいな、今は役者やタレントは偉い人にもなれるけど、昔はそうではなかった。私みたいなのが立派な人の子どもを産んだといったらその人の名前が傷つく。だからその先生を好きだったからどんなことがあっても言いたくなかった」と複雑な胸中を吐露した。

 現在、その政治家と夫人は亡くなっているといい、夫人から「『私は別れるからうちの主人と一緒になって』と言われたけど、申し訳ない」と回顧。夫人に対して「私はろくな死に方をしない」と悔やみながら自身の最期について「もう2年ばかり長生きして皆さんにご奉公して旅立っていきたい。あと2年でいい。(100歳までは)今はすごく元気ですから、皆さんに教えたりして『元気だったのに死んじゃったの!?』っていう最期がいい」と話していた。