がん患う友人のために丸刈り、米女子児童が校則違反で一時停学に

米コロラド州の女子児童(9)が、がんを患う友人(11)への支援のつもりで、頭を剃って登校したところ、学校側から服装規定に違反しているとして一時停学処分を受けた。母親が明らかにした。

母親のフェイスブックの投稿によると、児童は24日、化学療法で髪を失った友人との団結を示すため、頭を丸刈りにして登校。その後、丸刈りでの登校は校則違反だと判断した学校から、自宅に帰るよう命じられたという。

母親によると、学校側は翌25日に処分を撤回し、児童は学校に戻ることができた。児童は頭を丸刈りにしたことについて、地元テレビ局に「正しい行動だと思った」とし、病気の友人も好意的に受け止めていたと話した。