西麻布の高層マンション建設現場で鉄板落下2人死亡

東京・西麻布のタワーマンションの建設現場で重さ約800キロの鉄板が落下し、下敷きになった作業員の男性2人が死亡しました。

 15日午前10時50分ごろ、港区西麻布の24階建てのタワーマンションの建設現場から「鉄板が地下に墜落した」と通報がありました。警察官が駆けつけたところ、作業員の石塚俊行さん(60)と中原和男さん(28)が、機械式の駐車場で車を載せる「パレット」と呼ばれる鉄製の台座の下敷きになっているのが見つかりました。パレットは取りつけ作業中に6メートルの高さから落下したとみられ、重さは800キロでした。2人は搬送された病院で死亡し、警視庁が業務上過失致死の疑いもあるとみて調べています。