後頭部に血のついたタオルも…渋谷区93歳女性殺害

東京・渋谷区の住宅で93歳の女性が殺害された事件で、遺体の頭の後ろに血のついたタオルが敷かれていたことが分かりました。

 4日午前11時ごろ、渋谷区上原にある住宅1階の台所で、この家に1人で住む荻原ユワさんが後頭部から血を流して死亡しているのを訪ねてきた60代の息子が見つけました。司法解剖の結果、首を絞められたことによる窒息死の可能性が高いとみられています。
 荻原さんを知る住民:「(去年)暮れまではちょくちょく会っていた 。その時は何ら変わったことはない。普段の生活をやっていた」
 警視庁によりますと、荻原さんの遺体には布団がかけられていて、後頭部には血のついたタオルが当てられていたということです。遺体を発見した息子は、前の日の午後4時ごろに、家を訪れていて、警視庁は、この時間から発見されるまでの間に、何者かが荻原さんを殺害したとみて捜査しています。