2014年のF1は全19戦で確定。韓国GPは脱落

20131205-00000001-rcg-000-3-viewFIA世界モータースポーツ評議会は、全19戦で構成される2014年のF1カレンダーを正式に決定した。

 FIA国際自動車連盟は、今年9月に全22戦からなる来季の暫定スケジュールを発表していたが、そこから韓国、メキシコ、ニュージャージーの3つが脱落。その結果、今季と同じ全19戦に収まるかたちとなった。

 2010年から開催されてきた韓国GPは、毎年思うように観客がはいらず、多額の赤字を生むなど常に存続を危ぶまれていたが、わずか4年で打ち切られることに。1992年以来の復活を目指したメキシコは、2015年の開催に希望を残しているが、2度目の延期となったニュージャージーの将来はますます不透明なものとなっている。

 スケジュール的には、ニュージャージーの脱落で3週連続開催がなくなり、ブラジルに替わる最終戦のアブダビGPも当初の日程より1週早くシーズンの幕を下ろす。オーストリアとともに新たにカレンダー入りしたロシアは、日本GPに割り当てられていた10月12日に組み込まれ、日本GPはその前週に開催されることになった。

1 3月16日 オーストラリアGP
2 3月30日 マレーシアGP
3 4月6日 バーレーンGP
4 4月20日 中国GP
5 5月11日 スペインGP
6 5月25日 モナコGP
7 6月8日 カナダGP
8 6月22日 オーストリアGP
9 7月6日 イギリスGP
10 7月20日 ドイツGP(ホッケンハイム)
11 7月27日 ハンガリーGP
12 8月24日 ベルギーGP
13 9月7日 イタリアGP
14 9月21日 シンガポールGP
15 10月5日 日本GP
16 10月12日 ロシアGP(ソチ)
17 11月2日 アメリカGP(オースティン)
18 11月9日 ブラジルGP
19 11月23日 アブダビGP