ボリショイ芸術監督襲撃事件、元ダンサーに禁錮6年

20131204-00000031-reut-000-0-viewロシアのボリショイ・バレエ団の芸術監督が襲撃された事件で、モスクワの裁判所は3日、犯行を企てたとして起訴された同バレエ団の元ダンサー、パベル・ドミトリチェンコ被告に対し、禁錮6年を言い渡した。

また、芸術監督のセルゲイ・フィーリン氏に酸を浴びせた実行犯の男には禁錮10年、運転手として実行犯を現場に向かわせた男には禁錮4年の判決が下された。

3被告の弁護士は判決を受け、控訴する意向を示した。

この事件では、フィーリン氏が今年1月、モスクワの自宅周辺で覆面をかぶった人物に酸性の液体をかけられ、失明寸前の重傷を負った。