女性の採用、30%以上に=15年度の国家公務員―政府

政府は29日、中央省庁の2015年度の国家公務員採用に関し、女性の割合を全体、総合職ともに30%以上とする方針を決めた。女性重視の安倍政権の姿勢を明確にするのが狙い。
 これに関し、加藤勝信官房副長官は同日の事務次官連絡会議で、女性の採用数増に関する菅義偉官房長官名の指示を各府省に伝達。家庭・子育てとキャリアの両立を目指した職場の環境についても各府省が整備を急ぎ、取り組み状況を年内に杉田和博官房副長官に報告することも求めた。