不正B―CAS使用容疑=27人送検、密売サイトで購入―全国初の集中取り締まり

有料放送を無料で視聴できるよう不正にデータを書き換えた「B―CASカード」を使ったとして、警視庁サイバー犯罪対策課などは26日までに、不正作出私電磁的記録供用容疑で20〜60代の男女計27人を東京地検に書類送検した。いずれも容疑を認めている。
 同課によると、改ざんしたB―CASカードを使用した不正視聴者の集中取り締まりは全国初。
 送検容疑は2012年秋ごろから今秋、プログラムが改ざんされたB―CASカードをインターネットのウェブサイトを通じて購入し、不正に視聴した疑い。改ざんされたカードは1枚2万円前後で密売されていた。