元毎日記者、猶予中に逮捕=解雇逆恨み、連続電話の疑い―警視庁

懲戒解雇されたことを逆恨みし、元職場に電話を繰り返したとして、警視庁生活安全総務課ストーカー対策室と麹町署は9日、東京都迷惑防止条例違反容疑で杉並区阿佐谷北、元毎日新聞記者の平元英治容疑者(42)を逮捕したと発表した。同容疑者は「不安を与える意思はなかった」と話しているという。
 平元容疑者は昨年9月、知人女性に嫌がらせのファクスを送ったとして懲戒解雇された。女性とその上司にストーカー行為や脅迫を行った容疑などで宮城県警に逮捕され、仙台地裁は今年7月、懲役2年6月、執行猶予5年の判決を出した。
 逮捕容疑は10月16〜17日、毎日新聞社総務部に計35回、拒まれたにもかかわらず電話と無言電話をかけ、男性社員(49)らを不安にさせるなどした疑い。
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