タイヤ120万本リコール=内部亀裂でパンク恐れ―ブリヂストン

ブリヂストンは7日、トラックやバス用のタイヤ40種120万4707本(2012年1月〜13年8月製造)に破損の恐れがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。同省によると、04年1月にタイヤがリコール制度の対象になって以降、最多の届け出数という。
 走行中に空気が漏れたり交換時に亀裂が見つかったりしたという不具合の報告が、今年5〜10月に14件寄せられたが、事故は起きていないという。
 国交省によると、タイヤの内側にあるゴム製の膜がきちんと接着されず、割れ目ができて空気が漏れ、パンクする恐れがある。