ルノー・日産と提携拡大=電気自動車を共同開発―三菱自

三菱自動車と仏ルノー・日産自動車連合は5日、電気自動車(EV)や新興国向け小型車の共同開発で提携すると発表した。日産と三菱自は軽自動車を共同開発しているが、提携関係をルノーに広げ、事業分野も拡大する。三菱自は6日に公表する3カ年の新中期経営計画に盛り込む。
 三菱自は、三菱重工業など三菱グループが保有する優先株(約3800億円)を処理するため、2014年1月にも2000億円規模の公募増資を行う計画。今回のルノー・日産との提携拡大を東南アジアなど新興国での販売強化と並ぶ、事業計画の柱と位置付け、増資の際に投資家の理解を得たい考えだ。