上原、雪辱セーブ! 田沢も好救援 Rソックス、連敗止めて2勝2敗のタイ

米大リーグ、ワールドシリーズ第4戦(7回戦制)は27日(日本時間28日)、カージナルスの本拠地・セントルイスで行われ、中盤に逆転したレッドソックスが4−2で逃げ切って連敗をストップ。対戦成績を2勝2敗のタイとした。田沢純一投手(27)は七回のピンチで登板して無失点。九回は抑えの上原浩治投手(38)が1安打を浴びたが、自ら一塁けん制で走者を刺してゲームセット。WSで日本選手初のセーブを挙げ、決勝点を奪われサヨナラ負けした前夜の借りを返した。

レ軍は初戦を取った後に2連敗。この日も三回一死二塁から、先発バックホルツがベルトランに先制適時打を浴びた。

 だが五回、オルティスの二塁打を皮切りに無死満塁のチャンスをつかみ、ドルーの左犠飛で1−1の同点。続く六回二死一、二塁の好機に5番・ゴームズの左越え1号3ランが飛び出し、4−1と勝ち越しに成功した。

 七回に1点を返され、なおも二死一、二塁の場面で田沢が4番手で登板。4試合連続のマウンドとなったが、3番・ホリデーをわずか2球で二ゴロに仕留めてピンチを切り抜けた。

 4−2の九回は抑えの上原がマウンドへ。デスガルソを二ゴロに仕留めた後に代打・クレイグに右越え安打を許したが、続くカーペンターを二飛に打ち取り2アウト。最後は打者ベルトランのときに代走・ウォンを一塁けん制球で刺してゲーム終了。レ軍は連敗を2でストップし、2勝2敗のタイに戻した。