中村うさぎ「腹減った」と岡本夏生にボヤキ

原因不明の病気のため入院中の9月15日に一時、心肺停止状態となったエッセイストの中村うさぎ(55)を先日見舞ったタレントの岡本夏生(48)が16日、フジテレビ系の「ノンストップ!」に電話出演、うさぎの回復状態を詳細に語った。

うさぎは最近、ようやく1日1人に限って見舞いが許されるようになり、岡本は9日に病室を訪れた。

 ガラス越しに目が合った時点で手招きされ、入ると鼻チューブ姿でベッドに横たわるうさぎが。しかし「肌がピカピカで、体調が良くなったっていうのが一目見て分かりました」と岡本を安心させた。

 岡本とうさぎとはMXテレビの「5時に夢中!」でコメンテーターを務める共演者同士。「スタジオで見るうさぎさんと全く同じ感じで『あなた、このままテレビ出てもいいわよ』という状態まで回復していました」と話は盛り上がった。

 盛り上がった挙げ句、当初は長くて15分と制限されていた見舞い時間が、折から始まった「5時に夢中!」を一緒に見ながら2時間に。

 「腹減ってしょうがない、お好み焼きが食べたいとか、旅行行って温泉に入ったり、おいしいものが食べたいとか」さんざんうさぎが連ねたボヤキの最後に「働きたい、パソコン打ちたい」と切実な一言が出てきたという。

 状態はすっかり良くなったが、いまだに病名は分からない。岡本も見舞いの際、万一の感染に備えてマスク、手袋の着用を指示された。しかし、うさぎが自分の口で闘病を語る日も近そうだ。