矢口真里、今さら「休業宣言」のワケ けじめつけ復帰への障害クリア

正式に芸能活動休業を表明した元モーニング娘。のタレント、矢口真里(30)。今年5月末から事実上の休業状態だったが、このタイミングで改めて無期限休業状態を宣言したのは、復帰への第1歩とみられている。

 矢口は《自分なりに色々と考え、事務所とも何度も話し合った結果、しばらくの間お休みを頂くことにしました。このお休みは、また皆さんの前に元気な姿をお見せする為にいただいた貴重な時間だと考えていますので、日々大事に過ごしていきたいと思います》とコメント。休業中は主に自宅で過ごすという。

 5月半ばに女性誌で報じられた一連のスキャンダル。不倫&別居で同月30日に俳優、中村昌也(27)と離婚し、「体調不良」を理由にレギュラー番組を相次いで降板。事実上の休業に追い込まれていた。その間も矢口サイドから中村のDV疑惑とも受けとめられかねない発言があり、中村側も態度を硬化させていたという。

 「別居をもたらした原因を作ったのだから、その位置はしっかり世間に伝わるようにしてほしい、というのが元夫側の希望であり、芸能界の約束事でもあった。それがうまくいかず、復帰話が進まなかった」(双方を知る事情通)

 「早ければ秋の特番でテレビ復帰というスケジュールも組まれていた」(民放番組関係者)が、ここでも「けじめ」の有無がトゲとなった。「謹慎に入ったということを示すため休業宣言は欠かせなかった。そのためにレギュラー番組も正式に降板した。今回の宣言でけじめをつけたことで、復帰への障害はクリアされた」と事情通は話す。

 《またお仕事を再開できる日まで、どうか温かく見守って頂けると嬉しいです》とコメントした矢口。「今から半年後の来春の復帰となりそう。事実上の休業期間と合算して約1年。けじめとしては十分」(芸能リポーター)

 復帰への道筋が浮かび上がってきて、一番ほっとしているのは当の矢口だろう。