ミニスカート禁止に下着で抗議、ハンガリーの大学

20131004-00000013-jij_afp-000-4-viewハンガリーの大学で3日、学長が命じた服装規定に抗議しようと、一部の学生が下着姿で授業に出席した。

ハンガリー南西部にあるカポシュバール大学(Kaposvar University)では前日の2日、学長が学生らに対し、授業や試験に出席する時には保守的な服装をすることを命じる通達を出した。具体的には、男子学生は濃い色のスーツに靴、女子学生はジャケットとブラウスに、パンツかロングスカートなど。さらに、ミニスカート、サンダル、濃い化粧、その場にふさわしくないアクセサリー、手入れをしていない爪や髪なども禁止された。

 しかし、学長は夏の暑さ対策としての軽装は認めたため、一部の学生が下着姿で授業に出た。「きちんとした服を着ていたんだけど、教室があまりに暑いから脱いじゃったの。それは許可されているでしょう」(学生の1人)

 抗議には男女両方の学生が参加した。学生らは10月7日にもビーチサンダルとビーチタオルを身に着けて授業に出る抗議行動を予定している。