無人機、軍所属と認める=尖閣沖上空を飛行―中国国防省

20130909-00000055-jijp-000-1-view9日午前に沖縄県・尖閣諸島沖の上空を国籍不明の無人機が飛行し、航空自衛隊機が緊急発進(スクランブル)した問題で、中国国防省報道事務局は同日夜、「年度計画に基づき、中国軍は最近、東シナ海の関連海域で定例訓練を組織した」との談話を発表し、無人機が中国軍所属であることを認めた。
 同報道事務局はさらに「関連する国際法に合致するものであり、関係国家は大げさに騒がないよう希望する」と述べ、11日の尖閣諸島国有化1年を前に警戒を強める日本側の動きをけん制した。