スーツケース遺体 48歳息子を逮捕 愛媛県警

20130821-00000042-mai-000-5-view愛媛県西条市でスーツケースに入った女性の遺体が見つかった事件で、同県警西条西署は21日、同市丹原町今井、無職、河原和幸容疑者(48)を死体遺棄容疑で逮捕した。女性の身元は河原容疑者と同居していた実母の照子さん(当時76歳)と判明した。河原容疑者は「私がやりました」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、今月4日から15日ごろ、照子さんの遺体をスーツケースに入れ、同市福成寺(ふくじょうじ)の市道脇に遺棄した、とされる。

 同署によると、河原容疑者は長男で照子さんと母子2人で暮らしていた。同署は照子さんが死亡した経緯についても事情を聴く方針。河原容疑者が所持する白い軽乗用車が、遺体搬送に使われた可能性があるとみて調べている。

 遺体は17日に散歩中の男性が発見。目立った外傷はなかった。同署などは、15日に同市内の店で同じプラスチック製スーツケースを購入した男や、同日夜に現場付近から走り去った軽乗用車の目撃情報などから捜査を進めていた。