廉価版「iPhone」向けパッケージとされる画像が流出か

Appleの秋の製品発表が近づいており、新しい「iPhone」の部品の画像とされるものの流出頻度が高まっている。最新のものは、「iPhone 5C」向けのプラスチック製パッケージで、中国のWeiPhoneのディスカッションフォーラムに掲載された。5Cは、低コストのプラスチック製iPhoneの可能性があり、「5S」と呼ばれると予想される最新の「iPhone 5」とともに登場するかもしれない。

 画像が本物であるかは不明だ。「4S」のような2ワードのiPhoneに対するAppleの現行のデザイン手法とは一致しない。Appleが「iOS」に行っている変更を考慮すると、デザイナーがiPhoneのロゴに手を加えることも理屈に合わなくはない。パッケージは、iPhone 5よりも「iPod touch」のプラスチックケースに似ている可能性がある。「C」が何を意味するのかは不明だ。

 登場後まもなく1年になるiPhone 5は、Appleの第3四半期(6月30日締め)に最も人気の高かったiPhoneとなったが、「iPhone 4」(2010年6月24日発売)や「4S」(2011年10月14日発売)などのモデルは新興市場での売り上げが好調だった。このことが示すのは、秋の新製品ラインアップには、新しくなった低価格iPhoneが、うわさされるiPhone 5とともに登場することが求められているということだ。