得度して名前変更、住宅ローン詐取容疑の女逮捕 京都

得度して名前を変更し住宅ローン代金約3600万円を詐取したとして、府警組織犯罪対策2課などは22日、詐欺容疑で、宇治田原町荒木の風俗店従業員、関真理容疑者(29)ら2人を逮捕、京都市山科区の僧侶、三浦道明被告(48)=別の詐欺罪で起訴=ら3人を再逮捕した。いずれも容疑を認めている。

 府警によると、関容疑者は借金を抱えており、長期固定金利型住宅ローン「フラット35」の融資を受ける資格がなかったが、平成19年6月に三浦容疑者のもとで得度し、戸籍上の名を本名の「絵美」から「真理」に変更。犯行後にも、養子縁組をして姓を「関」に変えていた。