山口・周南市の集落から5遺体 集落に住む63歳男の行方追う

あわせて5人が死亡した山口・周南市金峰(みたけ)の事件現場は、山あいにある小さな集落だが、警察官が、あたり一帯を捜索している。
山の中にまで分け入り、非常に物々しい雰囲気となっている。
21日午後9時すぎ、集落にある2件の住宅が全焼し、焼け跡から3人の遺体が見つかった。
発見した警察官によると、この事件は、火事のあとに、およそ500メートル離れた現場にある別の2軒の住宅でも、さらに2人の遺体が見つかっている。
現場では、ともに出血をともなった外傷があったという。
警察は、この集落に住む63歳の男が何らかの事情を知っているものとみて、男の行方を追っている。
また、近くの工事現場で働く人に話を聞いたところ、この男は、よく大きな犬を連れて、近くを大声を上げて散歩をしていたという情報が入ってきている。
警察は、まだ男の行方をつかめていない。