マカオ女性殺人 窃盗の男を強盗殺人容疑で再逮捕へ 埼玉

マカオのマンションで昨年7月、日本人女性(当時31歳)が刺殺体で見つかった事件があり、埼玉県警が窃盗罪などでさいたま地裁で公判中の知人の男(31)が関与した疑いがあるとみて、強盗殺人容疑で再逮捕する方針を固めたことが分かった。

 捜査関係者によると、2人は以前からの知り合いで、昨年7月にマカオに渡った。女性と連絡が取れなくなったことから母親がマカオのマンションを訪ねて遺体を見つけた。腹には刺し傷があり現金が奪われていた。男は数日で帰国していたという。

 男は昨年9月、知人のクレジットカードを盗んだなどとして県警に逮捕された。県警は刑法の国外犯規定に基づきマカオ警察から資料を入手し、捜査を進めていた。