フードマイスター里田まい、球界で話題の料理の腕前

好投を支えているのは食事だった――。楽天の田中(24)は16日のオリックス戦に先発。三回1死三塁から安達に適時打を許し、連続イニング無失点は42で止まった。それでも四回以降はヒット1本に抑え、今季4度目の完投で開幕13連勝。

「今日は調子が良かった方だと思います。(連勝は)チームみんなで力を合わせてのこと。みんなに感謝しています」と語った田中の連勝は、昨年8月26日の日本ハム戦から数えれば、パ歴代2位の「17」となった。

 田中の好投を支えているのはタレントの女房だ。数年前、おばかタレントで茶の間の人気者になった里田まい(29)は昨年、田中と結婚するにあたり、アスリートの食事を勉強。「ジュニア・アスリートフードマイスター」の資格を取得した。

 田中の女房の料理の腕前がどれほどのものか、里田の公式ブログに時々、田中家の食事がアップされる。

 今月も、「鮭と塩昆布のご飯、中華風肉ジャガ、エリンギとスナップエンドウのペペロンチーノ、タコの和風マリネ、長芋の梅和え」「ゴーヤチャンプルー、ホタテとニンニクの芽のおろしポン酢、野菜サラダ、カブの浅漬け、枝豆、モズク酢、ヒジキとキノコとチーズの炊き込みご飯……」といった食事が写真とともに紹介されている。

 食材のバランスやカロリーなどを考えた里田の料理は、球界でも話題になっている。あるOBが言う。

「マエケン(前田健)の奥さんも料理でダンナの体質改善をしたようだが、マー君の奥さんも、料理上手という話はよく聞く。それで思い出した話がある。昔、あるチームの看板選手がホームの試合後、知り合いの居酒屋に『何か食べさせてください』とやってきた。店主が話を聞くと『うちの女房は料理ができない、作ろうともしない』と漏らしていた。その選手の女房はマスコミの仕事をしていたのだが、ダンナの食生活には無関心だったという」

 結婚するなら包丁が使える女性がいい。