野球場に男児遺体、17歳少女を遺棄容疑で逮捕

神奈川県座間市の市立野球場敷地内で生後間もない男児の遺体が見つかった事件で、県警は15日、同市のアルバイト少女(17)を死体遺棄容疑で逮捕した。

 発表によると、少女は今月7日午後9時頃、同市新田宿の市立野球場敷地内に、出産したばかりの男児の遺体を埋めた疑い。少女は15日午前1時半頃、1人で座間署に出頭し、「赤ちゃんを埋めたのは私です」と申し出た。

 県警幹部によると、少女は「7日夜、自宅の浴室で出産した。父親は交際中の彼氏」と説明、出頭の理由については「テレビの(遺体が発見された)ニュースを見て、ばれたと思った」と供述したという。

 男児の遺体の首には、ひものようなものが巻き付いていたことから、県警は、男児が死亡した経緯を調べている。