ジャマイカのパウエル、シンプソンも薬物陽性
AP通信は14日、陸上の男子100メートルの前世界記録保持者、アサファ・パウエル(30)(ジャマイカ)と、2008年北京五輪の女子100メートル銀メダリスト、シローン・シンプソン(28)(同)がドーピング検査で陽性反応を示したと報じた。2人の代理人が明らかにしたとしている。
AP通信によると、世界選手権(8月、モスクワ)の代表選考を兼ねた先月のジャマイカ選手権で行われた薬物検査で、興奮剤の作用がある禁止薬物に陽性反応があったという。2人とも故意による摂取は否定している。
14日は、男子100メートルで世界歴代2位の9秒69のタイムを持つタイソン・ゲイ(30)(米)がドーピング検査で陽性反応を示し、来月の世界選手権を欠場することが明らかになったばかりだった。