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石橋杏奈、誕生日を目前にして「今年は免許を取りたい」と21歳の抱負

7月20日より公開の映画『不安の種』の完成披露試写会が10日、東京・六本木のシネマート六本木で行われ、主演の石橋杏奈をはじめ主題歌を担当したロックバンド、ムックの逹瑯とYUKKE、長江俊和監督が出席した。

カルト的な人気を誇る中山昌亮原作の同名ホラーコミックを、主演に石橋杏奈を配して実写映画化。オムニバス形式で描かれた原作のエピソードを巧妙に取り入れながら、ホラー映画の鬼才・長江俊和監督によるオリジナルストリーによってリアルなホラー映画となって完成した。

"怪異なモノ"を見る能力を持った二面性のある主人公、陽子役を演じた石橋は「本当に最後まで分らない女の子で、気持ちの流れもなく突発的な役でした。急に話すシーンとか次に何をするんだろうっていう先が分らないような役で、気持ちとかを考えていると難しかったので途中から考えるのを止めました」と苦労を告白。そんな石橋に長江監督は「手探りで石橋さんと話し合ったり感覚的にお互い確認しました。僕もどこが正解かわかりませんでしたが、石橋さんは最高でしたよ。映画なので順撮りではありませんでしたけど、編集したら見事に繋がっていて完璧でしたね」と絶賛していた。

また、7月12日に21歳となる石橋に、監督からサプライズでバースデーケーキが贈呈され、劇中のキャラクター"チョナンさん"もお祝いに駆けつけた。登壇者と観客からお祝いされた石橋は「皆さんに祝って頂いて凄くうれしいです」と感謝の言葉を口にして「今年は免許を取りたいですね。周りの同世代も運転し始めているので、ちょっと遅いですけど取りたいです」と21歳の抱負を語った。映画『不安の種』は、7月20日よりシネクイント、テアトル梅田ほか全国順次公開。