ネット銀不正送金、最悪被害=半年で210件、2億円―警察庁

インターネットバンキングを利用する客の口座から現金を勝手に送金される被害が、今年1〜6月に210件、計約2億200万円あったことが11日、分かった。警察庁の米田壮長官が記者会見で明かした。ネット銀行の不正送金は2011年に過去最悪の165件、計約3億800万円の被害が出たが、今年の発生件数は既にこれを上回り、被害金額も最悪のペースとなっている。