DJポリス 都内の男性ら2人が商標出願

20130710-00000011-mai-000-3-viewサッカー日本代表がワールドカップ(W杯)出場を決めた6月、東京・渋谷のJR渋谷駅前に集まったサポーターを軽快なアナウンスで誘導した警視庁の隊員を指す「DJポリス」が、特許庁に商標出願されていたことが分かった。出願したのは東京都内などに在住する2人の男性。DJポリスは警視総監賞を授与されるなど話題を集めており、審査の行方が注目される。

出願は6月11日付。W杯出場が決まったちょうど1週間後。出願者は警視庁などとは関係ない人物らしい。商標登録する商品の区分は「携帯電話機用ケース」「タブレット型コンピュータ用ケース」などとしている。特許庁によると、商標出願された場合、通常4〜5カ月程度審査し、問題がなければ正式登録する。ただ第三者からの異議申し立てがあったり、「富士山」など広く一般に使われている名前の場合は認められないケースもある。DJポリスの場合、インターネット上で誰からともなく呼ばれ始めたことなどから認められるかは微妙だ。