奈良 ラブホテルの天井から脱走? 男を逮捕

ラブホテルの天井裏に侵入したとして、奈良県警五條署は8日、建造物侵入の疑いで、同県御所(ごせ)市内の運送業の男(58)を現行犯逮捕した。

 五條署によると、男は「出入り口の扉が開かなかったので、屋根裏から出ようとした」と供述しているという。

 逮捕容疑は8日午後2時20分ごろ、同県五條市内のラブホテルの浴室の天井点検口を壊し、天井裏に侵入したとしている。

 五條署によると、男は前日夜から1人で宿泊。正午までの料金は支払っていたが、その後2時間以上も部屋に滞在しているのを不審に思った従業員が部屋を確認したところ、男の姿がなく、浴室の天井の板が割れているのを発見した。

 通報で駆けつけた五條署員が約1時間後、部屋の真上の天井裏にいた男を発見し、現行犯逮捕した。

 五條署によると、ラブホテルの部屋の扉は、追加料金を払わなければ開かない仕組みになっているという。