メロンパンにまた針混入…千葉県内で10件目

6日午前11時25分頃、千葉県四街道市の大型スーパーから、販売したメロンパンに針が入っていたと四街道署に通報があった。

 同署は店内で陳列されていた間に何者かが針を刺したとみて、偽計業務妨害容疑で捜査している。

 発表によると、針が刺さっていたのは、女性客(63)が5日午後8時頃に購入した菓子パン詰め合わせ1袋(5個入り)の中にあったメロンパン。同9時頃、自宅で孫娘(10)が食べようとしたところ、長さ約3センチの針が出てきたため、女性が店に連絡した。孫娘にけがはなかった。

 千葉県では6月以降、食品への針混入が相次ぎ、今回で10件目。県警は3日、同県流山市内で食パンに針を刺したとして、住所不定の男(28)を同容疑で逮捕したが、その後も被害が続いている。