iPhone導入、NTT副社長が積極的な姿勢

NTTの株主総会が25日、都内で開かれた。子会社のNTTドコモについて、米アップル製端末「iPhone(アイフォーン)」を「導入しなくても良いのではないか」という株主からの質問に対し、渡辺大樹副社長は「当面の競争を打ち勝つ手段としてはあるだろう」と述べ、導入に積極的な姿勢を示した。

 一方、鵜浦博夫社長は、「ドコモが自主的に考えること。ユーザーの期待に沿うべく慎重に検討すると認識している」と答えた。

 携帯電話大手3社のうち、ソフトバンクモバイルとKDDI(au)は既にアイフォーンを導入しており、ドコモからこの2社へ顧客の流出が続いている。