受刑者が窓ガラス割る「イライラしていた」 京都刑務所

刑務所の居室の窓ガラスを割ったなどとして、京都刑務所(京都市山科区)は17日、60代の受刑者の男を、建造物損壊と器物損壊の疑いで京都地検に書類送検した。同刑務所によると、男は作業中に屈伸運動をしていたことを見回り中の職員に注意されて立腹、室内にあった机でガラスを割ったという。「イライラしていた」と容疑を認めている。

 書類送検容疑は3月27日午前10時45分ごろ、刑務所内の単独室で、受刑者に義務づけられている作業を1人で行っていたが、男性職員に注意されたことに腹を立て、室内にあった机で窓ガラス5枚を割ったなどとしている。受刑者が右手中指に軽傷を負ったが、ほかにけが人はいなかった。