川越シェフ、「年収300万円、400万円の人にはわからない」発言騒動を謝罪……「生意気でした」

20130617-00000004-rbb-000-0-viewバラエティ番組などでも人気のシェフ・川越達也氏が、自身の経営するイタリア料理店「タツヤ・カワゴエ」がネット上で批判を受けたことに対して「年収300万円、400万円の人にはわからない」といった趣旨の発言をして炎上騒ぎになっていた件について謝罪した。

騒ぎとなったのは5月19日に公開された雑誌「サイゾー」のインタビュー記事での発言。川越氏はインタビューのなかで、「タツヤ・カワゴエ」が以前に飲食店評価サイト「食べログ」にて、ある一般ユーザーから酷評され、「注文していないのに水代として800円取られた」などと非難されたことについて言及。食べログのような評価サイトについてどう思われるか、との質問に「くだらないです」と即答し、その理由として、年収300万円〜400万円の人たちには、高級店がそこまでの店になるまでに費やしてきた企業努力や歴史はわからないと思う、などと持論を展開。800円の水代については、良質の水を提供しているので妥当な料金だとした上で、「1000円や1500円取るお店だってありますよ。そういうお店に行ったことがないから『800円取られた』という感覚になるんですよ」と反論した。

 川越氏のこの発言をめぐり、ネット上では非難の声が噴出。さらに件の食べログの批評コメントが突然削除されたことで話題となっていたが、川越氏は17日放送のフジテレビ系情報番組「とくダネ!」で、年収発言について「数字で表現してしまったことで誤解を招いてしまった。本当に申し訳なく思っています」とし、今回の騒動について「僕が生意気でした」と謝罪した。またブログでは「お騒がせしました」と題し、「改めてネット社会、情報社会、雑誌での活字が独り歩きしていく怖さを痛感いたしております」などとつづっている。