紀里谷和明、宇多田ヒカルとの離婚語る「今でも愛してる」

シンガー・ソングライターの宇多田ヒカルの元夫で映画監督の紀里谷和明氏が、12日発売の女性誌『FRaU』の7月号で、宇多田との離婚について本音を明かしている。

写真家・蜷川実花氏との対談で明かしたもので、紀里谷は「『結婚なんかバカがするもの』って思っていた矢先に、俺は前の妻と出会って、『彼女しかいない』と思っちゃった」と宇多田との出会いを回顧。さらに、「そこからは、自分の持っているすべてを全部なげうってでも、彼女と生きようと思った」と結婚に至った思いを告白。

 離婚の理由については「好きになるのに理由がないように、別れることにも理由はない。気持ちのことだから、何ひとつ解析できないんですよ。解析できたら解決するもん」と説明。結論として「結局、彼女は若すぎた。俺は未熟だった。そういうことだと思う」と明かしている。

 また、現在の心境については「別れたから気持ちが変わったとかではなくて、俺は今でも結婚してよかったと思っているし、今でも愛している。未練があって、ということではなくて。結婚するときに『一生一緒に添い遂げる』と誓っているわけで、その誓いを今でも精神的に守っている」とし、「別に彼女がほかの人を愛して結婚してもそれでいいし、俺もいずれはそうするだろうけど、でももし彼女の身に何かあったら、俺はなんでもする」と誓っている。

 自身の人生観についても「結局、男でも女でも、ひとつだけでいいから、揺るぎない何かを持っていればいいんですよ。何でもいいから、俺が敵わないものを持っていてくれれば、俺はリスペクトする」と語っている。

 紀里谷は、2000年に宇多田の新曲ジャケットの打ち合わせで知り合い、2002年9月に結婚。4年半の結婚生活の後、2007年3月に離婚していた。