イチ落球にどよめき「嫌がらせではない」
◇9日(日本時間10日)◇セーフコフィールドヤンキースのイチロー外野手(39)が、マリナーズ戦に「6番右翼」で出場し、3打数無安打で2試合連続無安打となったが、四球を選び10試合連続出塁をマークした。
古巣のエース右腕ヘルナンデスと対戦し、1回2死満塁のチャンスで空振り三振。4回先頭でも空振り三振し、6回は右飛だった。1−1の9回に四球出塁し、犠打で二塁へ進塁後、9番スチュワートの適時左前打で一気にホームへ滑り込み決勝のホームを踏んだ。
守備では、7回に右翼線際に落ちるファウルフライを取りに行ったがグラブの土手に当てて落とす“らしからぬ”ミスが飛び出し、今季2個目の失策が記録されてスタンドからどよめきが起こった。
イチローは、落球したとの観客の反応について「嫌がらせではないからね。悲しんでいるわけでもないし。ここっぽい感じがしましたね」と話した。