F1カナダGPで係員死亡事故

F1シリーズを統括する国際自動車連盟(FIA)は9日、モントリオールでのカナダ・グランプリ決勝で係員の男性が作業用のクレーン車にひかれ、搬送先の病院で死亡したと発表した。男性の身元は明らかにされていない。

 クレーン車は、終盤に事故を起こしたエステバン・グティエレス(メキシコ、ザウバー・フェラーリ)のマシンを撤去していた。この作業を手伝った係員が、落とした通信機器を拾おうとして巻き込まれた。F1での係員の死亡事故は2000年以降3件目。