ボクシング 長谷川、粟生がダブル2階級制覇

20101126-00000522-sanspo-000-2-view世界ボクシング評議会(WBC)のダブルタイトルマッチ各12回戦が26日、名古屋市・日本ガイシホールで行われ、日本選手2人がいずれも世界王者に就いた。フェザー級王座決定戦はバンタム級前王者でフェザー級2位、長谷川穂積(29)=真正=が同級1位、フアンカルロス・ブルゴス(22)=メキシコ=を判定で破り、4月の王座陥落からの再起を果たすとともに世界2階級制覇を達成。世界初挑戦のブルゴスは26戦目で初黒星を喫した。

スーパーフェザー級タイトルマッチは、フェザー級元王者でスーパーフェザー級2位の粟生(あおう)隆寛(26)=帝拳=が同級王者、ビタリ・タイベルト(28)=ドイツ=に判定勝ちし、世界2階級制覇を遂げた。タイベルトは2度目の防衛に失敗。国内の世界2階級制覇選手は9人になり、現役世界王者(男子)は6人に増えた。