父親等3人殺人事件 神田英樹

事件当時年齢:30歳

犯行日時:1985年3月8日

罪状:殺人

事件名:父親等3人殺人事件

事件概要:元自衛官で無職神田英樹被告は、1976年3月に中学生の弟(当時14)が自殺した原因が、酒やギャンブルなど乱れた生活を送っていた父親にあると思い込み、その後、自分を残して家を出た父親に復讐しようと、3年半にわたり綿密な殺害計画を立てた。
 1980年3月8日午前2時10分ごろ、父親(当時53)と一緒に暮らしていた埼玉県岩槻市の無職女性(当時59)方に、弟の好きだった軍服を着、鎖がまと日本刀を持って押しかけ、父親と女性を殺害。さらに、居合わせた女性の孫娘(当時1)を二人の実子と勘違いして日本刀で突き刺すなどして殺害した。
 本人はその直後、怨みの遺書を残して割腹自殺をはかったが一命をとりとめる。

拘置先:東京拘置所

死刑執行:1997年8月1日 43歳没