女子中学生誘拐殺人事件他 平田直人

事件当時年齢:47歳

犯行日時:1979年3月28日/5月15日

罪状:住居侵入、強盗殺人、詐欺、窃盗、誘拐、殺人、死体遺棄、強盗、強盗傷人

事件名:女子中学生誘拐殺人事件他

事件概要:平田直人被告は和歌山県の勤務先の会社社長から合計150万円を騙取した事件を起こし、指名手配されて内妻と長期間の逃亡生活を送った。1978年8月20日ころから1979年5月16日ころまでの約9ヶ月間に、住居侵入・強盗殺人1件、誘拐・殺人・死体遺棄1件、住居侵入・強盗傷人1件、住居侵入・強盗1件、窃盗3件、詐欺13件を引き起こした。
 そのうち内妻の知人の好意により佐賀県内の旅館に長期滞在していたところ、知人の長女(当時15)の高校進学を世話すると嘘をついて20万円を出し取った上、長女を東京や大阪等を連れ回ったが、長女が嘘に気付いたため、1979年3月28日、熊本県内の雑木林内で絞殺し、偽装工作をして死体を遺棄した。
 5月15日、借金のために訪ねた熊本県の知人宅に知人の母(当時75)が一人で留守番をしていたのに乗じて改めて盗みに入ったが、女性に騒がれたため電気コードで絞め殺して殺害、現金8000円を奪った。

拘置先:福岡拘置所

死刑執行:1995年12月21日 63歳没